フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が、2017年からは大規模チームであるメルセデスAMGやフェラーリとも本当の意味で戦えるチャンスが生まれるかもしれないと語った。
【結果】F1ロシアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
現在、メルセデスからカスタマーエンジンの供給を受けているプライベートチームのウィリアムズは、大規模な自動車メーカー系チームに比べれば予算も非常に小さい。それにもかかわらず、昨年からは着実に“第3のチーム”という位置を確保してきている。
2013年シーズン限りでフェラーリのシートを失い、2014年にウィリアムズへと移籍したブラジル人ドライバーのマッサはすでに2016年の契約も更新。ウィリアムズの一員であることに満足していると主張している。
だが、マッサは、現状ではコンストラクターランキング3番手の位置をキープするのが関の山だろうとロシアの『Championat(カンピオナ)』に次のように語った。
「そう、この2チーム(メルセデスAMGとフェラーリ)は、現在のルールにもっともうまく対応しているからね。特にメルセデスAMGはそうだ」
「現行ルールのもとでの安定度を考えれば、メルセデスAMGがトップを維持し続けるチャンスが大きいだろうね。僕たちはもっと頑張り続ける必要があるよ」
そう語ったマッサは、次のように付け加えた。
「そして、またルールが変わったときには、ほかのどのチームよりも新ルールを理解できるよう全力を尽くしていくつもりだ。でも、2017年に大きくレギュレーションが変わるまでは、これ以上のことをやるのは難しいだろうね」