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ジェンソン・バトンの来季の去就、今月内に決定か

2015年09月07日(月)19:24 pm

ジェンソン・バトンが、マクラーレンと来季も契約を延長することになるかどうかについては、あと数週間のうちにはっきりするだろうと語った。

昨年、マクラーレンは、2015年のドライバーラインアップを決定するのにかなり長い時間をかけていた。

当時、アロンソの加入は公然の秘密状態となっていたものの、2009年のF1チャンピオンであるバトンが残留することになるのか、あるいは昨年バトンのチームメートとしてF1デビューを飾ったケビン・マグヌッセンがアロンソのチームメートになるのかはっきりしない状況が続き、F1関係者の中にはそうしたマクラーレンのやり方を批判的に見ていた者も少なくなかった。

今年、バトンとマクラーレンの間に結ばれている契約には、チーム側に来季の契約延長オプション権があるものの、その条項には年俸のアップも含まれていると考えられている。うわさによれば、マクラーレン側のバトンとの契約延長オプション行使期限は9月末に設定されているという。

F1イタリアGPが開催されたモンツァで、バトンは自身の契約問題に関して次のように語った。

「そのことについては、今後数週間にわたって、サーキットから離れた場所で話し合いをする必要があると思っているよ」

35歳となるバトンには、今季限りでF1を引退し、イギリスの放送局『BBC』の自動車関連番組である「トップギア」のプレゼンターに転身するのではないかとのうわさもささやかれている。

「いずれにしても、今後数週間のうちに決定できるといいね」と付け加えたバトンは、さらに次のように続けた。

「チームの誰もが、今後どうなるのかということについて、昨年みたいに長く待たされるべきではないということは分かっていると思う」

「そういうことはならないだろう。このことについてはロン(デニス/マクラーレングループ総帥)と自分自身で話をしたことはあるけれど、詳細なところにまでは全く至っていないんだ。あと2、3週間もすれば、より詳しいことが分かると思うよ」とバトンは付け加えた。

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