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ブリアトーレが語る「アロンソとマクラーレン・ホンダの関係」

2015年09月07日(月)18:41 pm

かつてベネトンやルノーF1のチーム代表としてフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とともに戦った経験を持つフラビオ・ブリアトーレが、アロンソは今でもマクラーレン・ホンダへの“忍耐”を持ち続けていると語った。

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F1関係者の間では、すでにマクラーレンとホンダと関係はかなり悪化しており、マクラーレンの首脳部は同チームのブランドに傷が付く前に現在ホンダF1プロジェクト責任者を務める新井康久を更迭するようホンダに働きかけているようだとうわさされている。

■この状態が続けばいつかはマクラーレンの名に傷が付く

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは次のように語った。

「ブランド力はまだ損なわれたりはしていないよ。過去何年にもわたって素晴らしい記録を打ち立ててきたチームだからね」

「だが、もし新たなスポンサーを獲得することができなければ、それはダメージとなる。我々が力を増し、すぐにポイントを取ることができるチームであることを示さない限り、スポンサー獲得はさらに難しくなるだろうね」

■アロンソは辛抱できるだけの報酬を得ているとブリアトーレ

だが、フェラーリに在籍していた昨年までは、気難しいトラブルメーカーであるとのイメージを持たれていたアロンソだが、今年は今のところ辛抱強く平静を保っており、マクラーレン・ホンダは最終的には成功を収めるのだと主張し続けている。

今でもアロンソのマネジメントにかかわっているブリアトーレは、アロンソがフェラーリを離脱して今季マクラーレン・ホンダに移籍したのは基本的に彼のキャリアにとって“無駄”なことだったのではないかとの質問を受けると、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように答えた。

「それが正しいか間違っているかにせよ、彼が時分で決めたことだ。だが、それほど悲しいものではないよ」

「マクラーレンとの経済的な合意があることは重要だからね。彼らが支払いを続ける限り、我々も忍耐を持ってそこにとどまるよ」

■今のホンダは戦える状態ではない

そう語ったブリアトーレは、ホンダの現状について質問を受けると、次のように答えている。

「ホンダについて? 言ってみれば、オリンピックのために2年前からトレーニングを続けてきていたものの、実際に競技場に出てみたら靴が擦り切れていたって感じだね」

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