55歳のフィンランド人でマクラーレンの元チーム専属医師、アキ・ヒンツァさんが、がんと戦っている。同医師の広報が明らかにした。
ヒンツァ医師は2013年、F1の世界から身を引いてスイス・ジュネーブにある健康クリニックの運営に専念。ところがこのほど、腹部に腫瘍がみつかったものだ。
『Hintsa Performance(ヒンツァ・パフォーマンス)』の広報は、次のように語った。「診察の結果、アキ・ヒンツァ医師は、上腹部に悪性の腫瘍が認められた」
「医師団は、包括的な治療を始めたところだ。このような状況下にあって、アキ(ヒンツァ)は元気だ。気力も十分で、引き続き業務にあたっている」
「今後は家族との時間と体調の回復を優先し、仕事に優先順位を設ける。F1界からは多大な励ましをもらっている。アキは、感謝することしきりだ」と広報は付け加えた。