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ジェンソン・バトン「ホンダは長期的にF1にかかわっていく」

2015年06月29日(月)18:11 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンが、ホンダはマクラーレンとともにF1を長期的にやり続けると主張している。

今季、F1エンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たしたホンダだが、かつて栄光の時代をともに築いたマクラーレンとの新プロジェクトは予想以上の苦戦を強いられることとなっている。

だが、2009年のF1チャンピオンであり、現役ドライバーの中では最多F1出走数を誇る35歳のバトンは、「ホンダはものすごく情熱を注いでいる」と語った。

ホンダでは、F1復帰を積極的に進めた伊東孝紳前社長がエアバッグのリコール問題などの責任を取る形で辞任し、新たに6月に八郷(はちごう)隆弘氏が新社長に就任している。

バトンは、前戦F1オーストリアGP(第8戦)を視察に訪れていた八郷社長とそこで初めて会ったことを明かし、次のように続けた。

「新しい(ホンダの)最高経営責任者は本物のレーサーだよ。素晴らしいことだ。彼らは間違いなく(F1に)長期間携わっていくことになる」

一方、かつてマクラーレンで活躍したこともある元F1ドライバーのジョン・ワトソンは、バトン自身がマクラーレン・ホンダに「長期間」残留することができるかどうかは別の話だろうと見ている。

ワトソンは、バトンとマクラーレンとの現在の契約は1年だけとなっていることから、今シーズン終了とともに「メンツを保つための犠牲者」になる可能性があると考えている。

ワトソンは、『Daily Mail(デイリー・メール)』に次のように語った。

「面目を失うということは、日本的精神からは耐え難いことだ。そこで、彼らとしては恐らくドライバーの変更を望むであろうし、若手のケビン・マグヌッセン(控えドライバー)かストッフェル・ファンドールネ(テストドライバー)を乗せようとするのではないだろうか」

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