バルテリ・ボッタスが、ウィリアムズは先週末のF1モナコGP(第6戦)でスランプに陥ることとなった原因を解決する必要があると語った。
昨シーズンのコンストラクターランキングをメルセデスAMGとレッドブルに続く3位で終えていたウィリアムズ。今季も第5戦スペインGPまではメルセデスAMGとフェラーリに続く3番手の位置をキープしてきていた。
ところが、有名なモナコGPでは一気にスランプに陥り、フェラーリへの移籍もうわさされるボッタスはQ2進出にも失敗。結局チームは今季初めてノーポイントでレースを終えることになった。
25歳のボッタスは、レース後に「僕たちはこの週末から学ばなくてはならない」と主張している。
実のところ、ウィリアムズは昨年もモナコでは苦戦を強いられていた。
「僕たちがモナコで問題を抱えたのは昨年に続いてだ」
母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』にそう語ったボッタスは、次のように続けた。
「この問題を解決しなくてはならないよ。今後も同じような失敗を犯すのはばかげたことだからね」
「トップチームとなることを目指すのであれば、こういうレースをしているわけにはいかないんだ。自分たちのレベルに到達していないんだからね」
そう語ったボッタスだが、最後に次のように締めくくっている。
「心配はしていないよ。今後は普通のサーキットに戻ることになるからね。カナダGP(6月7日決勝)では昨年も僕たちは強かったし、改良パーツも持ち込むよ」