【マクラーレン・ホンダ】「モナコでは必ずポイントをとる」／F1スペインGP決勝
バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われた2015年F1第5戦スペインGP決勝を終え、マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエ（レーシングディレクター）がコメントを行った。
【結果】F1スペインGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■エリック・ブーリエ「残念ではあったが、失望はしていない」
「マクラーレンでは、輝かしい歴史の中で少なくとも8回以上スペインGPを制してきた。そんなチームにとって、今日の午後が残念以上の結果だったことは語るまでもないだろう」
「フェルナンド（アロンソ）はピットボックスで止まりきれない状態となるようなブレーキトラブルによってリタイアを余儀なくされるまではかなりうまく走ってくれていた。その原因はまだつかめていないが、あれは我々全員にとってやっかいな出来事だったし、フェルナンドにとってはなおのことだ。だが、一番大切だったのは誰もけがをしなかったということだ」
「ジェンソンにとっても、イライラさせられる午後になってしまった。スタート直後から不利な状況に置かれてしまったし、それからずっとリアのトラクションがないと訴え続けていた。最終的に彼は16位で完走したがね」
「我々は、強いけれども、慎重な野望を胸にスペインへやってきた。2台のクルマをQ2に進め、今年初めてのポイント獲得を目指そうと考えていた。最初の目標は達成できたが、後者はだめだった」
「残念ではあったが、失望はしていない。もっと迅速に進歩を遂げることができていたならもっと楽観的にもなれただろう。同時に、そしてこれが重要なのだが、我々の基本的なペースはレースごとに改善できている」
「2週間後にはモナコへ向かうことになる。有名な曲がりくねった舗装路で今日のバルセロナよりもいっそう大きな改善が見られることを期待している。マクラーレンはモナコ公国でのレースはほかのどのチームよりも多く勝利してきている。具体的には15回だ。今年その記録を16回に伸ばすことができるとは考えていないが、5月24日（モナコGP決勝）にはF1選手権のポイント獲得を目指すとここで宣言することをためらうつもりはない」
