かつて7度F1チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハのマネジャーが、2013年末に起きたスキー事故で脳に重大な損傷を負った元F1ドライバーの容体に関し、「改善は見られる」と語ったと報じられている。
シューマッハのマネジャーを務めるザビーネ・ケームは、現在はシューマッハ二世である息子ミックのマネジャーとしてそのF1ドライバーへの道を支援している。ミックは今年F4シリーズに昇格し、フォーミュラカーレースへのチャレンジを始めたところだ。
F1スペインGPが開催されているバルセロナに姿を見せたケームは、イタリアのテレビ局『Sky(スカイ)』からミハエルの現在の状況に関する質問を受けると、次のように答えた。
「小さな改善は見られます。ですが、まだ道のりは非常に遠い状態です」
最近、ミハエル関連で報じられた話題といえば、妻のコリーナがプライベートジェットと、かつてお気に入りだったノルウェーの別荘を売却したというものだ。
ドイツの『Bunte(ブンテ)』は、コリーナがジェット機や別荘の売却を決意したのは「シューマッハがかつてのような状態に回復することはもう望めないことがはっきりしたとき」だったと伝えている。