バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われた2015年F1第5戦スペインGP1日目を終え、ホンダF1プロジェクト責任者の新井康久がコメントを行った。
■新井康久「かなりスムーズに機能している」
「今日のフリー走行1回目はちょっと大変だった。シャシーとパワーユニットの両面でさまざまな改良パーツを試す予定にしていたからね。90分がかなり短く感じたよ」
「それでも、最終的にはどちらのセッションも非常に生産的だった。前戦以降の間隔を利用してパワーユニットのドライバビリティー改善ソフトウエアを実装していたが、そのテストも行うことができた。フリー走行1回目の結果をベースとして、フリー走行2回目にはさらにエンジンの動力面に関する手直しも行った」
「運営サイドから見れば、いろんなことがこれまでの4レースよりかなりスムーズに機能するようになっているし、今日のガレージ内での作業にも満足できている」
「明日の走行に向けてさらにデータを見直すことも必要だ。このサーキットでは追い抜きがかなり難しいので、予選が非常に重要となるからね。でも、いつもと同じように最善を尽くしていくよ」