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ピレリに不満のアロンソ

2015年05月08日(金)21:38 pm

F1にタイヤを独占供給するイタリア・ピレリ社は2015年の残りレースを「軟らかめ」のコンパウンドで行くことに決めたが、これにフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が反発している。

同社責任者のポール・ヘンベリーは今週、レース中のタイヤストップを3回にしてバトルをよりエキサイティングに見せる方針を表明した。具体的には、4種類のドライタイヤから、より軟らかいコンパウンドを今後の各レースに持ち込むというものだ。

「それは単に彼らの決定だろう」とバルセロナで語ったアロンソ。F1で指折りの実力者だけに、重い発言だ。

「選手権の途中でタイヤ方針を変えるなんて気に入らないね。最初に決めた考えや概念を貫くべきだ」

タイヤが軟らかくなれば、ペース不足に苦しむマクラーレンが助かるのはアロンソも分かっている。それでも、シーズン途中でアイデアの根本を変えるのが彼には納得できないのだ。

「彼ら(ピレリ)には、元々のプランに沿ってやってほしい。このままでは、彼らが選手権の結果を変えかねない」

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