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リークされた2016年F1カレンダー 来季は全21レース

2015年04月30日(木)15:31 pm

29日(水)に、開幕戦となるF1オーストラリアGPの主催者が、2016年のF1は4月初旬に開幕することになると発表したことで、来季のF1はかなりスケジュールがタイトなものとなりそうだとの情報が駆け巡った。ちなみに、開幕戦が4月に行われるのは、実に1988年以来28年ぶりのこととなる。

そして、それに合わせるように、2016年の暫定F1カレンダーが漏れ伝えられている。

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が報じた暫定スケジュールによれば、2016年には4月3日(日)に行われる開幕戦オーストラリアGPを皮切りに、全部で21レースの開催予定が盛り込まれている。

今季の19レースに加え、アゼルバイジャンがヨーロッパGPとして新規に追加されるとともに、ホッケンハイムでのドイツGPも組み込まれている。そして、開幕戦オーストラリアGPの翌週に中国GPが予定され、第3戦にこれまでは秋に開催されていたロシアGPが移動。そして今年は第2戦として行われたマレーシアGPは逆に9月末に開催されることになる。

今年は9月に行われる日本GPは、2016年には再び体育の日(祝)の前日となる10月9日(日)に決勝が組み込まれている。

F1最高責任者バーニー・エクレストンが率いるFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント/F1運営会社)は、今回2016年の暫定カレンダーが漏れ伝えられている件に関して次のような声明を出している。

「提案される予定の2016年カレンダーが漏れたようだ。このカレンダーはまだ承認されたものではない」

イギリスの『Times(タイムズ)』紙は、この凝縮されたスケジュールによるカレンダーは、「F1がさらに活発な活動を行う」ことを目指して計画されたものだろうと見ている。

一方、『Telegraph(テレグラフ)』は、「もうひとつの見方は、カレンダーを圧縮することにより、ヨーロッパにベースを置くチームが行ったり来たりする必要を減らすこと」で、苦しい財政状況に置かれたチームのコスト削減につなげようというものではないかと書いている。

現在、漏れ伝えられている2016年の暫定カレンダーは以下の通り。

開幕戦 4月3日/オーストラリアGP(アルバート・パーク)
第2戦 4月10日/中国GP(上海)
第3戦 4月24日/バーレーンGP(サヒール)
第4戦 5月1日/ロシアGP(ソチ)
第5戦 5月15日/スペインGP(バルセロナ)
第6戦 5月29日/モナコGP(モンテカルロ)
第7戦 6月12日/カナダGP(モントリオール)
第8戦 6月26日/イギリスGP(シルバーストン)
第9戦 7月3日/オーストリアGP(レッドブルリンク)
第10戦 7月17日/ヨーロッパGP(アゼルバイジャン)
第11戦 7月31日/ドイツGP(ホッケンハイム)
第12戦 8月7日/ハンガリーGP(ハンガロリンク)
第13戦 8月28日/ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)
第14戦 9月4日/イタリアGP(モンツァ)
第15戦 9月18日/シンガポールGP(マリーナ・ベイ)
第16戦 9月25日/マレーシアGP(セパン)
第17戦 10月9日/日本GP(鈴鹿)
第18戦 10月23日/アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)
第19戦 10月30日/メキシコGP(メキシコシティ)
第20戦 11月13日/ブラジルGP(インテルラゴス)
第21戦 11月27日/アブダビGP(ヤス・マリーナ)

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