フェラーリのキミ・ライコネンは、来年残留するかどうかはチーム次第だと話している。
ライコネンの契約は今年いっぱいだが、2015年シーズンは調子を上げており、フェラーリも契約延長を検討していると伝えられている。
F1公式サイトのインタビューで2016年もチームに残るかと聞かれたライコネンは、次のように話した。
「それはチームが決めることだ」
「残留について決めるオプションがある。チームに聞いてくれ」
ライコネンは、現在FIA会長を務めるジャン・トッドがチーム代表だった頃にもフェラーリに在籍。昨年はステファノ・ドメニカリ、マルコ・マティアッチと代表が交代する時期を経験し、今年からはマウリツィオ・アリバベーネの元でドライバーを務めている。
F1バーレーンGP(19日決勝)を前に、これまでより今年のチームの雰囲気を楽しんでいると記者らに話した。
「今年はこれまでにいたどのチームよりも雰囲気がいい」とライコネン。
「そう言えばいろいろ分かるだろう。僕はとても満足している」
■ベッテルもライコネンの残留を歓迎
ライコネンと個人的にも親しいチームメートのセバスチャン・ベッテルは、残留するなら歓迎だと話している。
「キミとはいい関係だ」とベッテル。「これまでのどのチームメートよりもいい関係だよ」
「彼はいい仕事をしているし、チームもそれを分かっていると思う。去年だって、みんなが覚えているよりフェルナンド・アロンソとは接戦だったと僕は思う」
「彼の契約について詳しくは知らない。でも、速くて経験のあるドライバーに対する関心は高い。自分の将来は自分で決められる立場だと思う」