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ハミルトンとの直接交渉はやりづらいとメルセデスAMGのボス

2015年02月24日(火)6:39 am

2014年に2度目のF1タイトルを獲得したルイス・ハミルトンだが、現在はマネジャーを置かずにいる。そのことが、2016年以降の契約更新交渉にも影響を及ぼしているようだ。

ハミルトンが、サイモン・フューラー率いるXIX(19)エンターテインメント社とのマネジメント契約を解除して以来、メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフとハミルトンが直接交渉の席につくという状態になっている。

ヴォルフにとっては、ハミルトンとの間で激しい交渉を行いながらも、彼とのいい関係も保ち続けなくてはならないという、まるで綱渡りのような状況となっているようだ。

ハミルトンとの2016年以降の契約に関しては、今月初旬に今年最初のF1公式テストが行われたヘレスで話し合いの場が持たれたと考えられている。だが、それから3週間たった今もまだ新たな契約締結には至っていない。

「かなりやりづらくなっているよ」

フィンランドのテレビ局『MTV3』に、ほほ笑みながら語ったヴォルフは次のように続けた。

「彼に向かって、汚い言葉を発するようなことはしたくないんだよね」と笑うヴォルフ。

「ルイスはチームの一部だし、彼には常にやる気を示してもらい、いい状態でいてもらわなくてはならない。だから、私としても慎重に言葉を選ばなくてはならないんだ」

「彼はとても頭が切れる男だ。実際、ものすごく優秀だよ」

そう語ったヴォルフは「我々にはプレッシャーなどない」と次のように続けた。

「我々は彼が何を望んでいるか分かっているし、彼も我々が望んでいることを分かっている。最終的には共通のビジョンを見つけ出すことになるよ」

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