フェラーリが30日(金)にインターネットを通じて2015年型車SF15-Tの外観を公開した。
フェラーリは30日の現地時間12時(日本時間20時)にSF15-Tの動画を公開。その動画には「電気掃除機型」などと言われた昨年のクルマとはうってかわって従来型の落ち着いた形状をしたノーズが施された2015年型フェラーリF1カーの姿が映し出された。
ノーズに関するルール変更が行われたことにより、フロント部は昨年型よりも低くされており、フェラーリによれば、見た目に美しいばかりでなく空力効果も向上しているという。リアエンドもさらに絞り込まれ、空力性能の向上が図られるとともに、昨年型車よりもDRS(可変リアウイング)動作時のパフォーマンスも向上することが見込まれているという。
フェラーリでは、2月1日(日)にスペインのヘレスで開始される公式シーズン前テストでは、前半の2日をセバスチャン・ベッテル、後半の2日をキミ・ライコネンが担当すると報じられている。