ザウバーF1チームが30日(金)に、インターネットを通じて2015年型車であるC34を発表した。
事前に情報が伝えられていた通り、今年のザウバーのマシンは昨年までのグレーではなく、濃いブルーが基調とされている。サイドポッド部分のみが黄色とされ、そこに新たにスポンサーとなったブラジル銀行のロゴが掲示されている。ノーズは、見た目には昨年のウィリアムズの進化版のような形状となっているようだ。
昨年、シーズンを通じて1ポイントも獲得することができなかったザウバーは、フェラーリエンジンを搭載したこのC34で2015年シーズンの巻き返しを図ることになる。
このC34のステアリングを握ることになるのは、元ケータハムのマーカス・エリクソンと、昨年はウィリアムズのテストドライバーを務めていたフェリペ・ナスルという新しい顔ぶれだ。2月1日(日)から4日間の日程でスペインのヘレスで行われるF1公式シーズン前テストでは、初日と最終日をエリクソンが、2日目と3日目をナスルが担当することになっている。