レッドブルのチーム代表であり、2010年から2013年まで4年連続でレッドブルをF1チャンピオンチームに導いたクリスチャン・ホーナーに対し、マクラーレンが2014年に「真剣に」引き抜きをかけていたと報じられている。
これは、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』や『TZ Munchen(TZミュンヘン)』の記者であるラルフ・バッハが、『f1-insider.com』の自身のブログで伝えたものだ。
バッハは、レッドブルがジャガーを買収してF1参戦を開始した2005年からずっと同チームの代表を務めるホーナーは、2014年シーズンの間にマクラーレンの最高権威であるロン・デニスからマクラーレンの新たなチーム代表に就任するよう誘いを受けていたと書いている。
デニスは、2014年シーズン開幕前に前チーム代表であったマーティン・ウィットマーシュを更迭し、ロータスから引き抜いたエリック・ブーリエを実質的なチーム代表であるレーシングディレクター職に据えたばかりだった。
これに関し、レッドブル・レーシングのチームオーナーであるディートリッヒ・マテシッツの右腕と言われるヘルムート・マルコ(レッドブル/ドライバー育成席に者)は次のようにコメントを行っている。
「ホーナーは我々と長期にわたる契約を結んでいる。だから、彼はチームを変わることなど考えることさえできないよ」