2014年シーズン途中でフェラーリ会長の座を追われたルカ・ディ・モンテゼモーロだが、ローマに2024年の夏季オリンピックを誘致するためのプロジェクトを率いることになるかもしれないと報じられている。
『ANSA通信』と『La Repubblica(レプブリカ)』が報じたところによれば、現在はアリタリア航空の経営責任者を務める67歳のモンテゼモーロがその役目を負うことが近いうちに発表されるかもしれないという。
イタリアの国際オリンピック委員会のメンバーであるマリオ・ペスカンテは、『AP通信』に次のように語った。
「(任命するのは)私の仕事ではないが、彼(モンテゼモーロ)なら完ぺきだと言わざるをえないね。彼には国際的なスポーツ(F1)やビジネスでの経験があるからだ」
『AP通信』は、モンテゼモーロはかつて1990年にイタリアで開催されたサッカーのFIFAワールドカップ開催委員会でリーダーを務め、イベントを成功に導いた実績もあると付け加えている。