イタリアの有名なモンツァ・サーキットが、仮にF1イタリアGPを失うことになっても生き残っていけると主張している。
昨年、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンは、有名なアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで開催されているイタリアGPに関し、現在の契約条件は「悲惨」なものだとし、「2016が終われば、バイバイだ」と語り大きな波紋を呼んでいた。
さらに、2014年のクリスマスの少し前には、イタリアで「安定法」と呼ばれる法律が議会を通過したことで、モンツァでは課税面での優遇措置が受けられなくなり、開催コストが大きく跳ね上がることになるだろうということが明らかとなっていた。
だが、モンツァのレースを主催するSIASの取締役に新任されたフランチェスコ・フェッリは、モンツァは、仮にイタリアGPを失ったとしても生き残っていくことができると『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に次のように語った。
「バーニー・エクレストンと一緒にやろうがやるまいが、いずれにしても2017年はやってくる」
「もし我々が来年で切れる(F1の)契約を延長しない場合にも、サーキットを維持してゆくためのプランBを用意しているよ。いくつかのレースや、そのほかの活動をね」とフェッリは付け加えた。