最近、来季ホンダエンジンを手に入れてトップチームへの返り咲きを狙うマクラーレンが、今季目覚ましい活躍を見せているバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)の獲得を考えているのではないかとのうわさがささやかれたが、どうやらそのうわさも鳴りを潜めることになりそうだ。
ボッタスの母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、ボッタスが来季以降もウィリアムズにとどまることが本決まりになったようだと報じている。
「多分、もうすぐ何か話があるんじゃないかな」
25歳のボッタスもそう語り、近々ウィリアムズとの契約が近いうちにまとまることをにおわせている。
『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』のヘイキ・クルタ記者は、ボッタスが自身の契約問題に関しては「何のプレッシャーもないよ」とほほ笑みながら語ったと書いている。
ボッタスの現在のチームメートであるベテランのフェリペ・マッサも、今季のボッタスは「間違いなく」将来のF1チャンピオンの器であることを示してみせていると認めている。
マッサは、『AFP通信』に次のように語った。
「彼は素晴らしいドライバーだよ」
「彼がすべてのことを的確に行っているのは明らかだ。彼は現役ドライバーの中でも特に素晴らしいドライバーだと見なされるべきだ」