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小林可夢偉のシートをねらう若手ドライバー、イタリアGP出走を目指す

2014年08月24日(日)17:22 pm

スペイン人ドライバーのロベルト・メリは、次のF1イタリアGP(9月7日決勝)で小林可夢偉の代わりにケータハムから出走する可能性があることを認めた。

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ベルギーGP(24日決勝)では、今年のル・マン王者で日本のスーパーフォーミュラに参戦中のアンドレ・ロッテラーが可夢偉に代わって出走している。その理由は、ロッテラーがエナジードリンクのHype(ハイプ)をスポンサーとして持ち込んだためと見られている。

次に可夢偉のシートを引き継ぐ可能性が高いと見られるのが、23歳のメリだ。メリは今週末ケータハムのゲストとしてベルギーGP開催中のスパを訪れている。

メリは現在、ロシアのチームであるゼータ・コルセからフォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦しており、ロシアの資金でケータハムのシートを得たのではないかとスペインの『AS』紙が伝えていたが、メリはこの報道については否定した。

「ロシア人が資金を提供したというのは本当じゃない。だって、僕がF1に行くのを望んでいなかったのは、ワールドシリーズの僕のチームだからね。チームはこのシリーズでチャンピオンになることを望んでいるんだ」

「僕がモンツァにいる可能性は高い。でも、まだ何も確定していない。この世界では確かなことは何もないからね」とメリは話している。

「確かに、招待されて今ここにいる。彼ら(ケータハム)から電話でファクトリーに来てシミュレーターでテストするよう言われて、そうした。その結果、かなり満足してもらって、このチャンスをもらったんだ」

メリの契約は2014年に2レース出走することではないかとうわさされている。

『AS』紙によると、その2レースのうち最初の1回はベルギーGPになる可能性もあったが、メリがヨーロッパF3でタイトルを獲得したのが3年前だったためにFIA(国際自動車連盟)からF1参戦資格であるスーパーライセンスをすぐに取得できなかったという。

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