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F1ボスからの1億円のプレゼントに喜ぶドイツの慈善団体

2014年08月07日(木)18:53 pm

贈賄容疑で起訴されていたF1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、和解金を支払うことで裁判に終止符を打ったことはすでに報じられている通りだ。その巨額の和解金の一部の受取人として指名されたドイツの慈善事業団体は、その突然の知らせに驚きつつも、喜びを隠せない状態だ。

今回エクレストンが支払うことになっている1億ドル(約102億円)の和解金のうち、その1パーセントに相当する100万ドル(約1億円)がドイツで児童養護施設を運営する慈善団体である「Deutsche Kinderhospizstiftung(ドイチュ・キンダーホスピチュティフトング)」に支払われることになった。

ドイツの『SID通信』は、今回の金額は同団体が受け取る史上最高金額の寄付金となると報じている。

『Tagesspiegel(ターゲスシュピーゲル)』によれば、同団体の理事長であるマルグレート・ハートコフは「3年前に、ある個人の方が10万ユーロ(約1,370万円)を寄付してくださったことはありました」と語ったという。

ハートコフは、ミュンヘン裁判所がエクレストンの和解金のうち9,900万ドルがミュンヘン当局へ納められ、残りの100万ドルが1週間以内に同団体へ支払われるとの声明を発表したときには「ただ驚くばかりだった」と述べた。

同団体のホームページには、「天の恵みによる予想外のお金に喜んでいる」とのメッセージが掲載されている。

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