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F1ボスの後任候補としてプレミアリーグ最高責任者の名前

2014年05月19日(月)15:04 pm

F1のオーナーであるCVC(キャピタル・パートナーズ)の関係者が、現在刑事裁判で係争中のバーニー・エクレストンに代わって、新たにF1運営に携わる理想的な後継者候補としてリチャード・スキューダモアの名前をあげた。

83歳となるエクレストンは、現在ミュンヘンで汚職容疑の裁判が行われている。仮に、この刑事裁判で有罪と認められれば、現在のF1最高責任者としての地位を失うことになるのは確実だと見られている。そうなった場合の後任候補者として、これまで数々の名前がうわさに上っていた。

そして、最近浮上してきたのが、スキューダモアだ。

現在54歳となるスキューダモアは、イギリスサッカーのプレミアリーグで最高経営責任者を務める人物だ。だが、スキューダモアは一連の個人的な性差別Eメール事件により、現在その地位が危ぶまれる状況となっている。

だが、もしスキューダモアがこの件で失職することになれば、CVCとしては彼をF1で採用することに興味を持っていることを認めている。

CVCの関係者は、『Daily Mail(デイリー・メール)』紙に次のように語った。

「テレビ放映権料がF1の生命線だ。これに関してはバーニーが素晴らしい手腕を発揮してきた」

「そして、それはリチャード・スキューダモアが優れている部分でもある。もしバーニーがいなくなれば、我々としては誰かスキューダモアのような人物が必要となる」

そう語った関係者は、次のように締めくくっている。

「我々はこれまで彼を採用できるなどとは考えたこともなかった。だが、もしそれが可能だとすれば、そのことについて真剣に検討してみる価値は大いにあるだろう」

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