ケータハムの小林可夢偉が、カタルーニャ・サーキットで行われるF1第5戦スペインGP(11日決勝)に向けて意気込みを語った。
小林可夢偉
「3週間の再充電期間を経て、またバルセロナで仕事に戻ります。このサーキットは誰もがとてもよく知っているところです。ただ、最近では珍しく、シーズン前にここでテストが行われませんでしたので、今年ここを訪れるのは今回が初めてなんです」
「このサーキットではこれまでいつもかなりうまくやれていました。特に、2012年にはバトン(ジェンソン・バトン/マクラーレン)やロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスAMG)と本当にいい戦いをして5位でフィニッシュしています。今年もまた彼らふたりと戦いたいものですが、現実的にはそういうことは起こりそうにはありませんね。それでも、少なくとも僕たちの上にいる2チームには戦いを挑めるようにしたいと思いますし、新しいパーツがその役に立ってくれるはずです」
「僕たちはフロントとリアのウイング、それにフロアの改良パーツを持ち込みます。それらによるパフォーマンス向上を最適化するためのカギとなるのは、もちろん、できるだけコース上で走行を行うことです。ですから高い信頼性というものが再び重要になりますね」
「ここまでの4レースで僕たちもルノーもかなり進展を遂げられたのはよかったですが、週末を通じて完ぺきなセットアップにできるようにしていくことがとりわけ重要ですから、それをバルセロナでも、そしてシーズンを通じて続けていくことを目指しています」