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グロージャン「予選でいい位置を確保することが大切」

2014年05月03日(土)15:08 pm

ロータスのロマン・グロージャンが、カタルーニャ・サーキットで行われるF1第5戦スペインGP(11日決勝)に向けて意気込みを語った。

ロマン・グロージャン
「(中国GPでの)ギアボックスのトラブルは当然ながらすごくがっかりした。でも、中国GP全体を見れば90パーセントは前向きなものだった。最終的に報われることはなかったけれど、クルマに関しては正しい方向に向かっていることが分かっている。あの問題が起こるまで、僕たちはルノー勢の中では2番目を走っていたし、マクラーレン勢の前でフォース・インディアと戦うことができていた。あれは前向きなことだったよ」

「クルマはだんだんよくなってきている。まだ本来のレベルには達していないと思うけれどね。バルセロナでの目標は改善を続けることだ。でも、僕たちにはいい基盤があるのも分かっているし、そこに手を加えて残った問題を解決していけばいいんだ。もちろん、パワーユニットに関してはまだトップチームと同等とは言えないし、ルノーエンジンを使用している中でトップのチームにもまだ後れをとっているけれどね」

「中国では、外観は同じだけれど、いくつかのメカニカルな改良パーツを施していた。それに、ルノー・スポールF1から供給された改良部品もね。そしてE22(今季型車)についての学習と理解を続けているし、今後に向けてさらに改善を続けて行ける部分も探っているよ」

「中国ではほかのルノーエンジン搭載チームよりは比較的大きな改善を見せることができた。でも、それはひとつの理由によるものではなかったんだ。ルノーからの改良部品を導入するとともに、僕たち自身の改良パーツも備えたことで前進することができた。クルマに大きな変更を加えたわけではなかったけれど、それら全体の作用で大きく前進を果たすことができたんだ。僕たちはすべてがうまく機能するようにしようとしていただけさ。バルセロナではさらに前進を図ることができると思うよ」

「バルセロナはヨーロッパでの最初のレースだ。もうあまり長旅をする必要がなくなるのはいいね。だって飛行機での映画は全部見てしまったからね!」

「まじめな話、エンジニアにとってもサーキットへ新しいバーツを持ち込むことがたやすくなるし、ヨーロッパのファンと会えるのもうれしいよ。バルセロナに戻れるのをうれしく思っている。いくつかいい思い出もあるし、2012年には4位になった」

「誰もがよく知っているサーキットだし、チームとしてもバルセロナではクルマのパフォーマンスをさらに発揮できるよう目指しているよ。僕たちは今この目標に集中しているんだ。困難なこともあるだろうけれど、できる限り前向きに懸命に頑張り続けていかないとね。チームとして団結することが必要だし、そうすれば強い集団になれるはずだよ」

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