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シューマッハのマネジャーが元F1専属医の意見に反論

2014年03月27日(木)14:20 pm

最近、かつてF1の専属医師を務めていたゲイリー・ハートスタインが、近いうちにミハエル・シューマッハに関する「非常に悪いニュース」が伝えられるだろうとのコメントをしたが、それに対してシューマッハのマネジャーが反論した。

ハートスタインは、昨年末のスキー事故以来すでに12週間以上にわたってこん睡状態が続いているシューマッハに関し、彼が回復する見込みは「どんどん小さくなっていく」と自身のブログに書きこんだ。

ハートスタインは、その「経過が非常に悪い」ことから、かつて7度F1タイトルを獲得した偉大なドライバーについての「非常に悪いニュース」が近いうちに発表されるかもしれないと思っている、とコメントしていた。

さらに、ハートスタインはいくつかの情報を引用しながら、シューマッハがフランスのスキー場で重傷を負った際の初期治療に関しての批判も展開。さらに、現在シューマッハが入院しているグルノーブル病院の医師たちは、ほかにもっと改善の可能性のある患者の治療にあてるため、シューマッハを現在収容されている集中治療室から出すという決断をすることになるだろうとの予想を述べている。

このハートスタインのコメントを受け、シューマッハのマネジャーであるザビーネ・ケームは、『Bild(ビルト)』紙に対して次のようにコメントを行った。

「私が最新の声明の中で申し上げたことは依然として真実です」

「私たちは今でも、ミハエルがこれを乗り越えて目覚めるであろうと信じています。そして、私たちはそのために信頼を置く医師チームたちとともに戦い続けています」

『Bild(ビルト)』は、ハートスタインが自身のコメントについて「常に信頼できる情報源」からの情報をもとにしたものだと主張していることに関して疑問を投げかけるとともに、次のように報じた。

「我々は、ハートスタインがF1での業務に従事している間、ミハエル・シューマッハとは全く親しい間柄ではなかったことを知っている」

「彼は、シューマッハの家族、あるいは医師たちへ接触してきたこともない」、と『Bild(ビルト)』は付け加えている。

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