今季のF1開幕戦オーストラリアGPは、2位でゴールしたレッドブルのダニエル・リカルドが、レース中にエンジンに供給される1時間あたりの燃料流量が規定に反していたとの理由で失格処分を受けるという後味の悪い結末となった。
だが、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンは、そもそもエンジンへの燃料流量を制限するというルールそのものが撤回されるべきだと考えている。
「私に言わせれば、このレギュレーション自体がちょっとした冗談のように見えるよ」
そう『Mirror(ミラー)』に語ったエクレストンだが、彼としては1レースあたりの燃料を100キログラムに制限するというルールだけで十分だと考えているようだ。
エクレストンは、次のように付け加えた。
「もし燃料を使い過ぎればガス欠になってしまうだろう。そのほうがシンプルだと思うし、もし今(のルール)がそうでないとしたら、そうするべきだよ」