12番目、場合によって13番目のF1チームが2015年シーズンに参入できるかどうか、その結論が先延ばしにされた。
新規参入を目指してFIA(国際自動車連盟)に申請を出したのはNASCARチームの共同オーナー、ジーン・ハース、元HRTチーム代表コリン・コレス、そしてセルビア人実業家のゾラン・ステファノビッチ、以上3名とみられる。予定としては2月28日(金)に何らかの発表が行われるはずだった。
それぞれのプロジェクトを代表する人物が先週にFIAの面接を受け、財政プランや技術計画の説明を行っている。
ところがドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は28日、FIAの発表が延期になったと伝えた。
同誌のミハエル・シュミット記者によると、バーニー・エクレストンらF1の権利を所有する者たちが、これから新チームの計画を一から十まで吟味するとのことだ。
さらにシュミット記者は、シリーズを取り仕切るFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)に「拒否権」があるとも伝えている。
「バーニー・エクレストンが承認して、はじめてエントリー申請が受理される」という。