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フェラーリ、革新技術でF1エンジンの燃費向上か

2014年02月17日(月)18:40 pm

フェラーリが2014年F1に投入するV6ターボエンジンに、革新的技術が採用されていると報じられた。

今年のF1はV6ターボエンジンが導入されたほか、2つのERS(エネルギー回生システム)が組み込まれ、冷却が非常に重要な要素になっている。そんな中でフェラーリの新車F14 Tについてはすでに、革新的な冷却システムが採用されたことで、サイドポッドを非常に小さくすることができたのではないかと報じられていた。

だが、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によると、フェラーリのエンジンにも秘密があるという。フェラーリのエンジンには「カットオフ」システムが採用されており、エンジンの温度を低く維持しつつ、もう1つの重要な要素である燃費も向上させるという。

フェラーリのエンジンは、燃料の噴射を止めるのと同時に、点火も止める機能がついているようだ。

今年から決勝で使用できる燃料は100kgに制限されるため、燃費も非常な重要な要素になっている。メルセデスAMGで技術部門の責任者を務めるパディ・ロウも、今季は燃費によって大きく左右されるシーズンになるとして、次のように語っていた。

「とても腹立たしくなることもあるよ。だが、この数年間のF1では、燃費とタイヤの消耗が大きな要素になっている」

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