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メルセデスAMG、早くもF1王者候補筆頭に

今季F1は1回目の開幕前テストが終わったばかりだが、早くもメルセデスAMGをタイトル候補の最有力に指名する声が出ている。

ヘレスで行われたテストでは、ルノーエンジン搭載チームが、まともに走行できないトラブルに直面。5連覇を狙うレッドブルは、4日間のテストで100kmも走れず、チーム首脳陣が急きょチーム本拠のあるイギリスへ帰国するほどだった。

その一方で、メルセデスAMGやフェラーリは順調に周回を重ねており、中でもメルセデスAMGの順調ぶりは注目を集めた。新車を走らせるのにも苦労するチームがいた中、ニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）がピットストップも含めた1レース分のシミュレーションを成功させたのだ。

「（メルセデスAMG）の動きには、心理戦の要素もあった」

「レッドブルが地に落ちているこの段階で、自分たちの強さを見せつけたかったのだ」と『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』のミハエル・シュミット記者は書いている。