F1ボスのバーニー・エクレストンがF1の一部業務から離れることを、メルセデスは歓迎している。
83歳のエクレストンはF1のチーフ・エグゼクティブの立場こそ失わないが、ドイツで進行している贈収賄事件についての裁判のために、エクレストンの決定権は大きく削がれることになるようだ。
倫理的な問題に敏感なメルセデスはエクレストンのF1への影響力低下を歓迎しているらしい。
「裁判の開始と同時に、バーニー・エクレストンは(F1の親会社である)デルタ・タプコ社の業務を停止する。そして、弊社はこの措置を歓迎する」とのメルセデス社広報の話をF1ビジネスに詳しいクリスチャン・シルト記者が伝えている。