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フェラーリの新エンジン秘密テストのうわさに新たな証拠?

2014年01月14日(火)10:48 am

フェラーリが、2014年から導入されるF1の新V6ターボエンジンのテストをすでに始めているとのうわさがここ最近また強くささやかれるようになっている。

昨年12月には、フェラーリが所有するフィオラノ・サーキットで、フェラーリの市販スーパーカーであるラ・フェラーリが周回を行っている映像がネット上に広まったが、そのクルマはターボエンジン特有のエンジン音を発していた。

そして最近、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、これについてより詳細に報じた。

記事には、そのラ・フェラーリの詳細な写真が掲載されているが、クルマにはカモフラージュのためのカラーリングが施されるとともに、ルーフの上に「やけに大きな」空気取り入れ口が設けられている。さらに、リアには「巨大なウイング」も装着されている。

トビアス・グルーナー記者は、そのラ・フェラーリが、本来搭載しているV12エンジンではなく、「小型のターボエンジン」を搭載していたことは明らかだと書いた。

さらに、そのクルマには複雑な電子技術装置がその下に隠されていることを示す黄色い三角形の警告ステッカーがはられている。それは、おそらくは2014年からフェラーリのF1カーに搭載される最新式のエネルギー回生システムのようなものかもしれない。

「フェラーリはそのテストに関して公式にコメントすることはないだろう」と書いたグルーナーは、そのテストが、フェラーリがル・マン・シリーズ(世界耐久選手権/WEC)の最高峰カテゴリーへの挑戦を見据え、その準備のために行ったテストであった可能性もあると付け加えている。

だが、非常に大きな改良が加えられたそのラ・フェラーリには、2014年以降のF1カー同様に、リアの中心部に1本の排気管が設けられているとともに、その発生する音は、フェラーリがすでに音声ファイルで公開していた2014年のF1用V6ターボエンジンの音と「疑わしく似た」ものとなっている。

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