フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、ジェームス・アリソンをロス・ブラウン以来、フェラーリで最高のテクニカルディレクターと称賛した。
フェラーリでは最近、小規模な組織の改編が行われた。それまでは、2010年にマクラーレンからフェラーリに加わったパット・フライがテクニカル部門を統率していた。
しかし、今ではロータスから今年フェラーリ入りしたアリソンが、フェラーリのテクニカルディレクターとして公に見なされている。
フライは現在もフェラーリでテクニカルおよびエンジニアリングの重役に就いている。しかし、モンテゼモーロはフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に対し、「ロス・ブラウンがチームを去って以来、フェラーリには優秀なテクニカルディレクターがいなかった」と述べた。
「いま、ようやく見つけた。アリソンはとても優秀だ」とモンテゼモーロは満足そうに語った。