フェラーリでは、来週の17日(火)から19日(木)にかけてバーレーンで行われるピレリのタイヤテストを、控えドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサとジュール・ビアンキ(マルシャ)が担当すると発表した。
今回のテストでは、データ管理やスケジュールに関する詳細は公式タイヤサプライヤーであるピレリによって規定されることになっているが、フェラーリでは最初の2日についてデ・ラ・ロサが担当し、最終日をフェラーリの育成ドライバーであるビアンキが担当することになる。
デ・ラ・ロサにとっては担当しているシミュレーター開発作業にとって重要な意味を持つテストとなり、ビアンキにとっても2013年シーズンにマルシャで実戦経験を積んだことにより、どれだけ成長を果たせたかということを示すための大事な機会となる。
今回のテストは、来季用タイヤの開発に向けて2013年型車を用いて行いたいというピレリの要請を受け、F1各チームによる協議の結果、実施が決定されたもので、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の承認のもと、現行のレギュレーションにおける特別措置として実施されることになる。
なお、FIAでは全11チームにこのテストの案内をしたものの、最終的に参加するチームはレッドブル、メルセデスAMG、フェラーリ、トロロッソの4チームのみとなる。