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マクラーレン、わずかなポイントを狙って戦う/F1インドGPプレビューまとめ

2013年10月22日(火)15:43 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスが、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われるF1第16戦インドGP(10月27日決勝)に向けて意気込みを語った。

ジェンソン・バトン
「ここは素晴らしいサーキットだよ。速いし、よどみないし、挑戦しがいがある。高速サーキットではめずらしいことだけどかなり腕も試されるんだ。でも、ひとつのコーナーから次のコーナーに向けて流れるように走るためには、クルマのポジショニングが非常に大切だ。リズムをくずし、タイムを失いたくなければね。それに、コースがすごく広くなっているところがたくさんあるけれど、コーナーの入り口から出口にかけては狭くなるから、コース上でどういう位置取りをするかということはそこでも非常に重要なんだ」

「長いバックストレートでは、ここでもDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)による最高速を得るためにギア比のバランスとダウンフォースのバランスをとることが大切だ。あのストレートと、ターン4でのブレーキングゾーンは、たぶんこのサーキットの中ではもっとも追い抜きが可能な部分だろうね。実際、このサーキットのそのほかの部分はすごく速くて、レーシングラインは1本だけだから、あそこ以外のところで追い抜くのはかなり難しいよ」

「これまでの何レースかでも分かったように、現実的には、またわずかなポイントを狙って戦うことになるだろう。それでも、韓国や、特に日本でのレースは楽しめたよ。どちらも満足のいくものだったし、ほかのレースとは対照的に新品タイヤを装着した僕たちが、古いタイヤをはいていたほかのクルマを狙い撃ちにできたというめずらしい形となった。だから次の週末でもまた僕たちよりも速いクルマと戦うことができればと思っている」

セルジオ・ペレス
「インドへ旅するのは好きだよ。とても豊かで、活力のある国だし、訪れる者は誰もが常に目を見張るようなところだ。インドGPはこれまで2年にわたって、面白くてワクワクするようなイベントだった。僕は本当にF1がこの国での歴史を刻み始めていると思うよ。観客も多いし、人々は興味を持ち、熱狂的で情熱的だと思うし、それは見るのはいつでも素晴らしいことだよ」

「韓国と日本では難しいレースになってしまった。どちらもいいペースで走れていたんだけど、あらゆる種類の不運に見舞われてしまったようだった。次の2連戦ではもっとスムーズなレースとなることを期待している」

「2014年には(インドでの)レースがお休みになるから、僕たちも今年のレースがとりわけ記憶に残るものとなるように頑張りたいと思う。僕たちにはトップ4のチームと争えるだけのマシンがないことは分かっている。でもトップ10争いは常にし烈な戦いとなるし、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとってポイント獲得を逃すようなことがあってはならない。でもそのためにはセットアップや戦略、そして完ぺきなレース展開すべてが満足いくようにしなくてはならない。今週末もまたそれが僕の目標だよ」

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