ヒュルケンベルグ、2014年F1の所属チームは？
F1第15戦日本GPでは、2014年のニコ・ヒュルケンベルグ（ザウバー）の行き先に関するうわさで持ちきりだった。
「このドイツ人（ヒュルケンベルグ）はグロージャン（ロマン・グロージャン／ロータス）と組む」とイタリアの『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』はヒュルケンベルグがロータスに移籍すると伝えた。
しかしパドック関係者の中には、ヒュルケンベルグが古巣のフォース・インディアに戻ると見ている者もいれば、ザウバー残留の可能性も消えていないと言う者もいる。
F1の元チームオーナーで現在イギリス『BBC』で解説を務めるエディー・ジョーダンは、ヒュルケンベルグがフォース・インディアと契約したのは「確か」だと話した。
一方、ヒュルケンベルグ本人は何も明らかにしていない。
「僕の将来は、2週間くらいの間に片が付いているだろう」とヒュルケンベルグは話し、2014年については「何も契約していない」とうわさを否定している。
しかし、元F1ドライバーで現在『Sky Sports（スカイ・スポーツ）』の解説者を務めるマーティン・ブランドルは、ヒュルケンベルグが間違いなく契約を済ませたと聞いたと話した。
ブランドルは、信用を裏切りたくないという理由で、ヒュルケンベルグがどのチームと契約したのかは明らかにしなかった。
ブランドルは、ザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンがいる場でこのコメントを残していた。カルテンボーンは、ヒュルケンベルグが今も2014年に向けたチームの「選択肢」の1つであると主張している。
ドイツの『Der Spiegel（デア・シュピーゲル）』は、ロータス移籍も選択肢の1つだが、ヒュルケンベルグは「ザウバーとの話し合いが終わるのを待って決断を下す」と伝えた。
