NEXT...F1開催スケジュール

F1メキシコGP、開催中止の可能性も

2013年10月04日(金)6:04 am

セルジオ・ペレス(マクラーレン)と彼を支援する資産家のカルロス・スリムが、2014年に開催を予定しているF1メキシコGPに大きな期待を寄せながらも、中止になる可能性があることを認めた。

事実、メキシコ・シティにある年季の入ったサーキットでのグランプリは、承認を条件として開催スケジュールにその名が記載されている。

メキシコ出身で、スリムが関係するメキシコ企業の支援を受けているペレスは実現すれば自身初の母国グランプリとなる来年のレースについて「すごくワクワクしているんだ」と話し、こう続けた。

「まだ確定していないし、暫定カレンダーでしかないけれど、実現の見込みはかなりあると感じている」

スリムは、『Mexico Today(メキシコ・トゥディ)』にこう語っている。「メキシコは安定した国だ。経済状況も良く、有名ドライバーの母国でもある」

「すべてのピースを集めて考えれば、プロモーターとなる人々は開催確定に向けていい仕事をしていると思える」

2014年のF1開催暫定カレンダーで「要承認」とされたのはメキシコGP、ニュージャージーでのアメリカGP、そして今週末の6日(日)にレースが開かれる韓国GPの3つだ。

史上最多の22戦が記された暫定カレンダーについて、マクラーレンのスポーティング・ディレクターを務めるサム・マイケルは、この3つ全てにゴーサインが出てもF1は順応できると話している。

「F1は通常では不可能なところに到達しようとしている。そして、これまでの困難に比べたら(年間レース数の増加は)大したことではない」とマイケルはそう語り、開催レース数増加に伴う収入の増加を重視する考えを明かした。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック