来季フェラーリへ移籍するロータスのキミ・ライコネンは、移籍発表後のF1第13戦シンガポールGPで、チームを離れる唯一の理由は、報酬未払いだと明かしているが、ロータスのチームオーナー、ジェラルド・ロペスの怒りをかっている。
「彼はすべてを手にしている」とロペスはライコネンに批判的だ。「競争力のあるマシン、チームのサポート、ほかとは比較にならないほど居心地もいい」
「去年と同じように、期日通りにすべては支払われなかった。だが彼は、(2012年は)最終的にすべてちゃんと受け取っている。我々には、ほかのチームのような予算はない。従って優先順位をつけざるを得ない」
「キミはお金のためにF1に復帰したわけではないと思っていた。だが、実はその逆が真実だったんだ」
「今後は、もう我々の問題ではない。結局のところ、あるドライバーと契約するためなら何でも喜んでやるようなチームとは、勝負にならないんだ」