ケータハム「ウィリアムズとバトルできた」／F1シンガポールGP日曜まとめ
マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたF1第13戦シンガポールGP、ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデは16位、シャルル・ピックは19位だった。
【結果】F1シンガポールGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■ギド・ヴァン・デル・ガルデ（16位）
「厳しいレースだったけど、僕にとってはいいレースだったよ、今夜は本当に楽しめたよ！ ウィリアムズの連中とレースのほとんどでバトルできたのも良かったし、東南アジアでこういったパフォーマンスを見せられるのはトニー（フェルナンデス／共同会長）とカマルディン（ビン・メラヌン／共同会長）のにとっても喜ばしいことだと思うよ」
「あまり良いとは言えないスタートの後、1周目が終わるまでにシャルル（ピック／ケータハム）、ビアンキ（ジュール・ビアンキ／マルシャ）、ボッタス（バルテリ・ボッタス／ウィリアムズ）の前に出て、最初のピットインまではスーティル（エイドリアン・スーティル／フォース・インディア）を追いかけていたんだ」
「スーパーソフトタイヤは最高だったよ。1回目のピットストップまでのペースはすごく良かった。12番手のマシンと同じペースで走れたんだ、ピットストップ後はずっと気分よく走ったよ。12周目でミディアムタイヤに履き替えて18番手でコースに戻ったら、まだピットストップ後にスーパーソフトへ履き替えたボッタスの前だったんだ。でもスーパーソフトの方が明らかに有利だから、僕はなすすべもなく3周後には彼に追い抜かされてしまったよ」
「セーフティカーが出た時には、また新しいミディアムに履き替えたのだけどレース再開後のペースはまたすごく良かった。ボッタスに迫って数周後にはまた追い抜くことができた。燃料が少なくなってまたボッタスに抜き返されてからは、2ストップ作戦に変更していたシャルルに追いつくことに集中した。タイヤをいたわりながら長い最終スティントを走っていたシャルルに僕は1周あたりマイナス2秒で迫っていって、結局彼がもう一度ピットインした際に追い越して16番手を最後まで守り通したんだ」
「繰り返すけど、いいレースができたことは良かったし、ウィリアムズとずっとバトルできたことはチーム全体にとっても喜ばしいことだよ。今日のレースは肉体的に堪えたけど、韓国GP（10月6日決勝）の前の休みはこのまま極東アジアで過ごすよ。もう次にレースするのが待ちきれないんだ」
■シャルル・ピック（19位）
「今日は19位という結果だったけど、あまり落胆してはいないよ。2ストップ作戦を採用したんだけど、うまくいかなかったんだ。こういうのってうまく行く時もあれば、ダメな時もあるわけで今回はたまたまそういう日だったってことさ」
「スタートは良かったけど、ビアンキ（ジュール・ビアンキ／マルシャ）を避けるためにラインを外れてから、1回目のピットストップまでほとんどずっと彼の後ろを走っていたよ。ピットインする直前にビアンキを追い越していくらか差をつける事ができたから最初のピットは問題なかった。新品のミディアムタイヤを履いてコースに戻ると、ビアンキはいなかったからすぐにチームメイト（ギド・ヴァン・デル・ガルデ）を追い上げるためにペースを上げたんだ」
「セーフティカーが出た時は、僕は早めにピットインしてまた新しいミディアムを履いて19番手でコースに戻った。同じようにピットしたばかりのギドのすぐ後ろでね。その時点ではマシンの調子は悪くなかったしタイヤもよく機能していたから、ギドがまたピットインした時点で2ストップ作戦に変更したんだ」
「まだ周回数はかなり残っていたから残りのレースではタイヤをうまくいたわりながら走っていたけど、あと6周というところでリアタイヤが完全にやられてしまって、結局そこで3度目のタイヤ交換をすることになったんだ。そこからはスーパーソフトを履いたから、ペースでは有利になったけど、もう前のクルマに追いつくだけのラップ数が残っていなかったから、僕のレースは実質そこで終わったのさ」
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