今週末に開催されるF1第12戦イタリアGP(9月8日決勝)で任務に当たる予定のマーシャルたちが、ストライキも辞さない構えだ。
モンツァでのレースを前に、マーシャルたちが、昨年の同グランプリの旅費の一部がイタリアGPの主催者であるACI(イタリア自動車クラブ)側から未払いであることに腹を立てていると複数のメディアが報じている。
ミラノの日刊紙『Il Giorno(ジョルノ)』には、「忍び寄るストライキの影」の見出しがおどっている。
ボランティアで働くあるマーシャルは、「一部の人はレースのことしか頭にない。誰かが人件費で金もうけをしようとしていることを忘れていない」と述べている。
「私たちには熱意がある。しかし、我々の主張に耳を傾けてもらうには、ストライキという手段しかないと多くは考えている」と語った。