フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長との関係悪化がうわさされていたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、モンテゼモーロとの関係はこれまで以上に良好だとうわさを否定した。
前戦ハンガリーGP後、アロンソがチームを批判するコメントが報じられたことから、モンテゼモーロ会長はアロンソを叱責(しっせき)する声明を発表。これにキミ・ライコネン(ロータス)のフェラーリ復帰説も合わさり、アロンソがフェラーリを離れてレッドブルへ移籍するのではないかとの憶測も広がるほどだった。
だがアロンソは22日(木)、すべては誤解が原因だったとして、次のようにコメントした。
「これまでにないくらい、僕たちの関係は良いものになっている」
「夏の間は毎日話をしていたよ。F1のことだけではなく、休暇や家族、マドリードやユベントスについてもね」
「僕たちの関係は最高だし、彼は大きなモチベーションを与えてくれる存在なんだ。フェラーリ・ファミリーの大黒柱で、どうすればチーム内の雰囲気が良くなるのか知っている」
「問題なんてどこにもない」
「ハンガリーでのコメントについて彼が認識していたことを考えてみると、彼は間違った情報を与えられていたんだと思う。でも、うわさ話で新聞の販売部数を稼ぐ時期だからね」