ウィリアムズのパストール・マルドナードとバルテリ・ボッタスが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われるF1第11戦ベルギーGP(8月25日決勝)に向けて意気込みを語った。
パストール・マルドナード
「スパにはとても多くの歴史があるし、運転するのもすごく楽しいから、僕のお気に入りのサーキットのひとつだよ。腕が試される高速サーキットだし、いろんなタイプのコーナーがある。上りや下り、低速、中速、高速、そして短かいものから長いものまで、いろんなコーナーがね。シーズンの中でもほぼ完ぺきなサーキットだし、ドライバーの腕も試されるし、同様にクルマのセットアップも試される」
「有名なオー・ルージュのコーナーもある。そこではかなりのGフォースと圧力が身体にかかってくる。燃料搭載量を減らして最大限の力でクルマを走らせる予選ではとりわけそれが強くなるよ」
「天候も変わりやすいし、長いサーキットだから、ある区間ではウエットなのにほかの場所ではドライだったりすることがある。それによってチームには戦略的に難しい判断を求められることもある。2年前に、僕はここでF1で初めてポイントを獲得したんだ。今週末もポイントが取れることを期待しているよ」
バルテリ・ボッタス
「僕が初めてスパで走ったのは、2007年のフォーミュラ・ルノーのときだった。すぐにこのサーキットが大好きになったよ。すごく高速で、よどみがなく、起伏にも満ちている。本当にアドレナリンが吹き出してくるよ。クルマのセットアップをまとめるのは難しいんだ。いろんなタイプのコーナーがあるからね。でもフリー走行の間に出来る限り情報を集めるようにして、予選や決勝に向けて最も適したセットアップを見つけるように試みるよ」
「この夏の間にはいい休みが取れたけど、今はクルマに戻りたくてうずうずしているよ。これまでの数レースではレースペースが改善されていることを示すことができたし、僕たちが正しい方向へ向かっていることは分かっている。だから、今週末もまたポイントを獲得して終わることを目指しているし、それによってシーズン後半にはずみをつけてゆきたいね」