マクラーレン、スパではKERSとDRSが重要／F1ベルギーGPプレビューまとめ
マクラーレンのジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われるF1第11戦ベルギーGP（8月25日決勝）に向けて意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「スパは常に僕のお気に入りF1サーキットのリストに入っているよ。スパでの最初のグランプリを今でも覚えている。2000年までさかのぼるけど、フェラーリのミハエル・シューマッハを予選で上回ったんだ。あれはすごくうれしかった」
「昨年のスパでの優勝を振り返れば、ほぼ完ぺきな週末だった。クルマは素晴らしかったし、ポールポジションを獲得し、レースでもずっと先頭を守った。週末全体を通じて強さと自信を感じることができていたから、僕のキャリアの中でも、すごく満足感を得られた勝利のひとつだったよ」
「スパでは、1周を速く駆け抜けることができたときには最高の気分になれるよ。それにはドライバーと完全に一体化できるクルマが必要だ。1周はすごく長いし、大きなコーナーもたくさんあるから、完ぺきなバランスを見つける必要があるんだ。うまくセットアップをまとめて、ほぼ2分にわたって全力で走るのは、信じられないような感覚だよ」
「僕たちにはスパで勝てるようなパッケージはない。それでも、ここではすべての周回を最大限に生かすようにするし、そこからも素晴らしい感触が得られると思う」
セルジオ・ペレス
「ハンガリー（第10戦）ではかなりいいレースをすることができたし、いい形でシーズン前半を終えることができたよ。それによってチームの誰もが、夏休みを終えて、新たな目標とともにやる気を持って仕事に戻ることができるんじゃないかと期待している。僕はリフレッシュできて、ものすごく元気だし、またコックピットに戻って仕事を再開するのが本当に楽しみだよ」
「スパ、そしてモンツァ（第12戦イタリアGP／9月8日決勝）と続くけど、シーズン後半戦を始めるにあたってこれ以上の場所はないだろうね。それらはF1においてもっとも象徴的で刺激的なサーキットだし、どのドライバーにとってもものすごく挑戦しがいのあるところだからね」
「スパは大好きだよ。でも、昨年はあまりチャンスに恵まれなかった。予選は4番手だったけれど、第1コーナーでのアクシデントの犠牲者になってしまったんだ。だから、自分のクルマの能力も試せずに終わったよ」
「今年はうまくやりたいという気持ちをさらに強く持ってスパに臨むよ。本当に素晴らしいところなんだ。高速コーナーは大好きだし、あれほど大きくて長いサーキットで、限界ギリギリの走りをしているときの感触は信じられないくらいだよ。スパでのレースは、特にKERSとDRSが重要になるね。またワクワクするような週末を迎えられることを楽しみにしている」
