F1もドーピングと無関係ではないとフランスの専門家が語った。最近、フランス議会は、問題を抱えた自転車競技の世界を特に念頭に置きながら、ドーピングに関する驚くべき報告書を公開した。
だが、イタリアのメディアが報じたところによれば、フランス議会はゴルフにおけるベータブロッカー薬の使用を含む、ほかのスポーツに対しても注目しているという。
そして、2003年から2005年にかけてフランスのアンチ・ドーピング協議会の責任者を務めていた人物であるマルク・サンソンが、F1ドライバーも運動能力向上薬を使っていたと、次のように述べている。
「何年にもわたって、ドライバーたちはタクリンを使っていた。それはアルツハイマー病などの治療に用いられる製品で、それを服用することでサーキットをもっと覚えやすくしようとしていたんだ」