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ハミルトン父、フェラーリ訪問。その目的は?

2013年08月02日(金)12:29 pm

ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の父アンソニーが伊マラネロにあるフェラーリ本拠地を訪れた。

『La Repubblica(レプブリカ)』紙が伝えたもので、すでに過熱気味の2014年ドライバー市場に、いっそうの火がついた形だ。マクラーレンからメルセデスAMGに移籍したばかりのハミルトン。アンソニーはもはやハミルトンの代理人ではないが、F1第10戦ハンガリーGPでハミルトンが語ったところによると、最近またよく連絡を取り合っているらしい。

アンソニーは、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)のマネジメントを手がけていたが、両者は一年前に仲違い。ディ・レスタが一方的に契約を終わらせたといって、アンソニーは訴える構えも見せていた。

『La Repubblica(レプブリカ)』紙によると、アンソニーは「個人的な会談」でフェラーリを訪れたようだが、その後、フィオラノのテストコース近くにあるフェラーリ・ファンの間で有名な「リストランテ・モンタナ」でイタリア料理に舌鼓を打ちながら、会談を続行したらしい。

イタリアの自動車専門誌『Autosprint(オートスプリント)』は、アンソニーのフェラーリ訪問を次のように面白おかしく伝えている。

「まさか、アンソニーはマッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)の後がまに収まろうとしたのか? それとも、ただフェラーリ458を買いに来ただけだろうか?」

むろん、うわさはこれに留まらない。

フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がレッドブルに行けば、空いたシートに座るのはキミ・ライコネン(ロータス)だとの報道がされるなか、イタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙は、2014年のフェラーリドライバー候補にジェンソン・バトン(マクラーレン)の名を上げている。

また、ドイツ『Autosprint(オートスプリント)』誌の名物記者ミハエル・シュミットは、「ドライバー市場」は今や「手がつけられない」状態だと報じた。

これに同調するのは、スイス『Blick(ブリック)』紙のロジャー・ブノワ記者。あと足りないのは「ミハエル・シューマッハのカムバックだけ!」だという。

だったら、公式に引退を表明していない1992年のF1チャンピオン、ナイジェル・マンセルは?

燃えさかるドライバー市場に足りないのは「レッド・ファイブ(マンセルの愛称)」だといわんばかりに、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは、オランダのマスコミにこんなことを話している。「ナイジェル・マンセルは、とても優れたドライバーだよ」

「ナイジェルもいいんじゃないか?」

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