ハンガロリンクで行われたF1第10戦ハンガリーGP、ケータハムのシャルル・ピックは初日19番手、ギド・ヴァン・デル・ガルデは初日20番手だった。
【結果】F1第10戦ハンガリーGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■シャルル・ピック(フリー走行1回目19番手/フリー走行2回目19番手)
「フリー走行1回目はまずまずだった。ギド(ヴァン・デル・ガルデ/チームメート)みたいにそれほどアンダーステアになることもなかったし、セッションが始まったときから十分なグリップがあった。実際、最初2、3回走行したときはリアのグリップがありすぎるほどだったけど、セッションの間に改善されたよ」
「フリー走行2回目ではさらに少しセットアップを変えてみた。そうしたらフリー走行1回目のときよりもいいバランスでスタートすることができたよ。ロングランのときは(タイヤの)性能低下は問題なかった。フロントよりもリアのほうにより発生したけれど、それほどひどくはなかったし、なんとか扱えるレベルだったよ」
「今日は前向きなことがたくさん得られた。特に、僕たちの直接的なライバルたちには差を付けることができたし、ロングランでのペースは今回もウィリアムズと肩を並べるほどだった。いい週末が迎えられるんじゃないかと思うよ」
■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(フリー走行1回目20番手/フリー走行2回目20番手)
「今日は両方のセッションともアンダーステア対策に終始したよ。フリー走行1回目では、基本的な部分での比較を行うために、シャルル(ピック/チームメート)のクルマとは違うセットアップで走らせた。それからいくつか新しいブレーキ素材を試したよ」
「正直に言うけど、セットアップも新しいブレーキ素材もどちらもうまく機能しなかったし、僕たちはフリー走行1回目のほとんどをアンダーステアの修正に充てるしかなかったんだ。それにフロントのロックもひどかった。先週のシルバーストンでのテストではそんなことはなかったのにね。だから、それを解決するために少し変更を加えたよ」
「午後にはバランスも少しだけよくなった。でもアンダーステアの問題は同じように続いていたよ。ロングランのときにはかなり性能低下が起きたし、左フロントにはグレイニングも起きていた。でも、最後のロングランのころにはタイヤもうまく機能するようになっていて、うまく改善できたと感じられたよ。今夜はすべてのことに対して作業をすることになる。まだやらなくてはならないことがたくさんあるにせよ、ハンガリーでの予選や決勝ではうまくやれるだろうと、かなり前向きに考えているよ」