ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が、25日(木)に今週末開催されるF1ハンガリーGP(7月28日決勝)がザウバーでの最後のレースとなるだろうとのうわさを否定した。
ここ数か月ザウバーからの報酬が支払われていないヒュルケンベルグだが、すでにほかのチームへの移籍話がまとまったか、あるいは次の移籍先を決定する前に、ハンガリーGPを最後に2013年シーズンの出走を取りやめるのではないかと言われていた。
また、ヒュルケンベルグがチームを去ることになれば、スポンサー資金の不足によりつい最近GP2のレースシートを失ったばかりのロビン・フラインス(ザウバー/控えドライバー)にとっては良いニュースとなるかもしれないといううわさも流れていた。
しかし、ヒュルケンベルグは25日(木)に、もうすぐザウバーを離れるという話は「くだらない」と一蹴している。
2013年シーズンの残りもザウバーにとどまるのか、とハンガリーで尋ねられたヒュルケンベルグは、イギリスの放送局『Sky(スカイ)』に「もちろんさ」と答えた。
だが、ヒュルケンベルグは来年以降についてはまだ「決まっていない」と認め、次のように続けた。
「マネジャーも僕もあらゆる可能性をあたっているよ。ザウバーも含めてね」