メルセデスAMG、ロズベルグが今季2勝目／F1イギリスGP日曜まとめ
シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが優勝、ルイス・ハミルトンは4位だった。
【結果】F1イギリスGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■ニコ・ロズベルグ（優勝）
「モータースポーツの聖地シルバーストンで優勝できて、僕にとっても、そしてチームにとっても素晴らしい瞬間だった。僕たちシルバーアローチームはいま、乗りに乗っていて、その一員であることを僕はとても誇りに思っている。今日の勝利を、このクルマを作り上げる作業に携わってくれたスタッフ1人1人にささげたい」
「今日のレースは、ルイス（ハミルトン／チームメート）にとって、残念なものになってしまったね。僕自身もタイヤに問題を抱えていたんだけど、セーフティカーのおかげで助かった。僕はラッキーだったと思う」
「今日勝てたことは、とても特別だった。僕たちのファクトリーはここからたった10分のところにあるから、チームのスタッフと彼らの家族の目の前で優勝できて本当に良かった。とても興奮するレースだったね。タイヤをかなり慎重に管理しなければいけなかった。チームからは縁石を避けるように言われていたんだ」
「レース終盤にマーク（ウェバー／レッドブル）を後ろに抑えながらタイヤをいたわるのは至難の業だったよ。でもなんとかトップを死守してチームにこの素晴らしい勝利をもたらすことができた。いまはもう1つの母国グランプリにあたる来週のニュルブルクリンク（第9戦F1ドイツGP／7日決勝）での週末が楽しみで仕方ないよ！」
■ルイス・ハミルトン（4位）
「今日のレースにはもちろんがっかりさ。シルバーストンへ応援に来てくれたすべてのイギリス人ファンのためにも、今日はぜひとも優勝をプレゼントしてあげたかった」
「僕たちは今日のレースで素晴らしいスタートを切った。僕は先頭で自分のペースをうまく管理しながら、とても快調に走っていた。タイヤの件（8周目に起きたバースト）は、本当に残念。あの後は、一つでも順位をばん回するためにただひたすらバトルしたよ。全身全霊でね」
「中には、我ながらうまく追い抜けたと思った場面もあったしね。あともう1周あったら、ひょっとしてフェルナンド（アロンソ／フェラーリ）もかわして表彰台に上がっていたかもしれない。すべてを考えると、4位という結果は上出来だったと思う。なんせ10周目には最後尾にいたんだからね」
「今日はチームにとって、素晴らしい結果だった。荒れた状況の中でも、チームのためにしっかり勝利を収めたニコ（ロズベルグ／チームメート）に心からおめでとうと言いたい。チームはこれでコンストラクター選手権2位に浮上した。ここからすぐの場所にあるファクトリーのみんなにとって、すてきなプレゼントになったね」
【順位表】F1イギリスGP終了後ランキング
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