ルノーCEO(最高経営責任者)カルロス・ゴーンは、将来的に新V6ターボ・エンジンの価格を下げる方針であることを明らかにした。
ただし、報道によると2014年ユニットは他メーカーに比べかなり割高で、それがウィリアムズとメルセデスを結びつけた原因となっている。
また別のうわさでは、ケーターハムがルノーと契約を継続する一方、ロータスはフェラーリと交渉を行なっているという。
すでに2014年の契約を交わしているのはレッドブルとトロ・ロッソの両チームだ。
ゴーンはモナコGPの週末、次のように述べている。「3番目はいつ決まってもおかしくない。契約チームはさらに増えるかもしれないが、必要とはしていない」
「エンジン価格で懸念が生まれているのは理解できる。われわれとしても、製作コストを抑えるべく努力しているところだ」
そのことばとは裏腹に、ルノー・エンジンの値段は一説によると1シーズンあたり2,000万ユーロ(約26億3,960万円)以上とのことで、ゴーンに値引きする気配はない。
「2014年はどのチームに対しても価格を下げるつもりはない」と、ゴーンは強気の発言をしている。
「だが、それ以降はエンジンの効率を上げるとともに、製作コストも下げ、その一部をユーザーに還元できるよう努力すると約束しよう」