ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、F1の最高権威であるバーニー・エクレストンが16日(木)、パリでルノー取締役会長兼CEOのカルロス・ゴーンと面会する事になっているという。
エクレストンとルノーは現在議論の最中だが、表面上はルノーのモーターホームについてという事になっていると伝えられている。
ルノーはチャンピオンのレッドブルを含む複数チームにエンジンを供給しているが、先週のF1スペインGPではモーターホームをパドック外に駐車するように命じられた。
その件について、エクレストンは「ルノーはサプライヤーだ、サプライヤーを全部パドックに入れていたら場所がなくなってしまうよ」と説明しているが、同誌はこの件はもっと深い問題があると主張している。
報道によると、エクレストンはルノーが来季の新規格V6ターボエンジンのカスタマーチーム向け価格を1シーズン2,000万~2,300万ユーロ(約26億~30億円)に設定した事をうけ、ルノーに価格を下げるように強く要求していた。
カスタマーチームもそれぞれ苦情を伝えていたが、ルノーに譲歩する様子がないため、モーターホームの一件を経て、エクレストンとゴーンの面会へと事が進んだ形だ。
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