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フェラーリ、アロンソが母国で勝利を狙う/F1スペインGPプレビューまとめ

2013年05月10日(金)13:02 pm

フェラーリのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサが、カタルーニャ・サーキットで行われるF1第5戦スペインGP(12日決勝)に向けて意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
「母国でのレースはモチベーションが上がるものだよ。フリー走行から、週末のあらゆること、やることすべてが10%増しになる感じだね。うまく表彰台に上ることができれば、自分もうれしいし、チームも、そしてグランドスタンドにいるたくさんの人も喜ばせることができるから、すべてをうまくやろうとするんだ。特別な週末だけど、これを何年も経験した今は、プレッシャーというよりモチベーションになっている。みんなにすてきな日曜の午後をプレゼントしたいね」

「今年は、今まで以上にタイヤやレースペースが重要になっている。予選で1列目を獲得できれば、チャンスは広がるし、ほとんど表彰台も間近だから1列目スタートはいいものだよ。何事もない週末にしないとね。予選と決勝をうまくバランスさせないといけないんだ。でも、本当に重要な予選はモナコ(次戦/26日決勝)だよ。モナコではとても重要になる」

「去年の僕たちは1.5秒遅かったけど、天候と運に味方されてマレーシアで勝てた。でも今年は、オーストラリア(開幕戦)で2位に入り、中国(第3戦)では勝つことができた。今年のパッケージは去年と大きく違うからね。そのおかげで楽観的になっているし、安定した成績を残せば、いいシーズンになるという自信になった」

「今は少しポイント差をつけられているけど、シーズンは長いからね。これまでにも、逆転のシーンを何度も見てきた。去年は、夏休みが終わった時点で僕たちはセバスチャン(ベッテル/レッドブル)に43ポイント差をつけていたのに、彼はランキング首位でオースティン(アメリカGP)に挑んでいた。つまり、安定した成績を残せば、4、5レースで45から50ポイント差をひっくり返せるってことさ」

「今年は、初めて競争力のあるクルマでここスペインに来られた。でも、トップを争うには、すべてをうまくまとめていい週末にする必要がある。それに今回は、新パーツでクルマがどうなるのかも確かめないとね。ただ、保守的になっていた僕のフェラーリ1年目とは違って、今年は精神的に前向きな状態で週末に臨めているよ」

「(新ハードタイヤについては)明日(10日/金)に初めて試して、いろいろと確認するけど、いろいろなことが分かるのはレース後になる。でも、特定のチームが新タイヤで有利になるとは思わないな」

フェリペ・マッサ
「ここは僕たちにとっていいコースになるかもしれない。ここでは冬のテストでうまくいっていたからね。僕個人も好きなコースなんだ。僕たちのレースペースを考えれば、今回もとても前向きになれる。今回は予選でもいい成績を残したいけどね」

「今回は新パーツを持ち込んでいる。もちろん、常にクルマにはより大きなダウンフォースを望み、タイヤの性能低下がより少なく、よりグリップが高いことを願っているよ。予選だけではなく、決勝でもタイヤをうまく機能させられるようなクルマになっているといいね」

「これまでと状況は大きく変わらないと思う。たしかに、多くのチームが改良してきて、進化するだろうけどね。かなり苦戦していたチームは、少しマシになるかもしれない。でも、トップチームがさらに先へ行ってしまう可能性もある。3週間の休みで進歩できるパッケージを用意できるかもしれないけど、大きな変化はないと思うよ」

「新タイヤはうれしい変化だね。ハードタイヤとミディアムタイヤを比べると、今年のハードタイヤはミディアムより遅いのに、摩耗もミディアムよりひどかったんだ。ハードはこれまでより少し速くなって、ミディアムより少し摩耗も改善したはずだよ」

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